害獣駆除の業者の選び方|費用の見方と地域ごとの相談先

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天井裏の足音やふんに気づいて、どこに駆除を頼めばよいか迷っている方へ。害獣駆除は、①動物の種類と侵入口を調べる、②追い出す・捕まえる、③侵入口をふさぐ、④ふんの清掃・消毒、⑤再発したときの保証、までを一続きで頼める業者を選ぶのが基本です。費用は家の広さや侵入口の数で大きく変わるので、現地調査と見積もりが無料の業者2〜3社に頼み、内訳と保証を並べて比べるのが確実です。ハクビシン・イタチ・アライグマ・コウモリなどは法律で捕獲が原則として禁止されているため、自分で捕まえず、業者か自治体に相談します。
首都圏・東海・関西にお住まいなら、まず1社に現地調査を頼んで状況を知るところから始められます。
【PR】首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、東海(愛知・三重)、関西(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)なら、害獣プロガード(運営:株式会社昇生ほか)に頼めます。相談・現地調査・見積もりは無料で、時間帯による追加料金はなく、24時間365日受け付けています。再発したときは保証の期間内なら無償で対応するとしています(2026年10月16日時点の公式サイトの記載)。
害獣駆除の業者に頼める作業の流れ
害獣駆除は「捕まえて終わり」ではありません。入ってきた穴をふさがないと、別の個体がまた入ってきます。横浜市も、追い出しに成功しても侵入口をそのままにしておくと再び侵入される可能性があると案内しています(横浜市「野生鳥獣による被害」、参照日:2026年10月16日)。業者に頼むときは、次の流れを一式で引き受けてくれるかを確かめます。
- 電話・Web で相談:足音・ふん・におい・見かけた時間帯を伝える
- 現地調査:動物の種類、侵入口、被害の範囲(断熱材・配線・天井のしみ)を調べる
- 見積もり:作業の内訳・料金・保証の範囲を書面で受け取る
- 追い出し・捕獲:捕獲が要る動物は、許可を持つ業者が行う
- 侵入口の封鎖:金網・板・パテなどで穴をふさぐ
- 清掃・消毒:ふん尿の片付け、消毒、必要なら断熱材の交換
- 保証とアフター:再発したときに無料で対応する期間と条件
自分でしてよいこと・いけないこと(捕獲には許可が要る動物がいる)
ハクビシン・イタチ・アライグマ・タヌキ・アナグマ・テン・コウモリなどの野生の鳥獣は、鳥獣保護管理法で、許可や狩猟によらない捕獲・殺傷が原則として禁止されています(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律 第8条)。環境省も、狩猟による場合を除いて、原則としてその捕獲、殺傷などが禁止されていると説明しています(環境省「鳥獣の捕獲等の許可制度」、参照日:2026年10月16日)。違反には罰則があります(同法 第83条)。
一方で、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種は、この法律の対象から外されています(同法 第80条、同法施行規則 第78条)。環境省も「いえねずみ類3種」は鳥獣保護管理法の対象外としています(環境省「鳥獣保護管理法の概要」)。家の中のネズミは、市販の粘着シートや殺そ剤を使って自分で駆除できます。ただし、この3種以外のネズミ類は法律の対象のままです。
アライグマは、外来生物法で特定外来生物に指定されていて、飼ったり、生きたまま運んだり、放したりすることが禁止されています(環境省「特定外来生物等一覧」、参照日:2026年10月16日)。捕まえたアライグマを別の場所に放すこともできません。ハクビシンは特定外来生物ではありません。
| 動物 | 自分でしてよいこと | 業者・自治体に任せること |
|---|---|---|
| ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ | 粘着シート・殺そ剤での駆除、すき間をふさぐ | 侵入口が多い・天井裏に巣があるときの調査と封鎖 |
| ハクビシン・イタチ・タヌキなど | 煙の出るタイプの殺虫剤などで追い出し、出ていったのを確かめてから侵入口をふさぐ(横浜市の案内) | 捕獲(許可や狩猟の条件がある)、天井裏の清掃・消毒 |
| アライグマ | 見かけたら自治体に相談 | 捕獲(自治体の捕獲器の貸し出しや、許可を持つ業者) |
| コウモリ | 出ていったあとに侵入口をふさぐ | 捕獲には許可が要る。追い出しと封鎖、ふんの清掃 |
※ 表は、上の法律と、横浜市・大阪市の案内(横浜市・大阪市)をもとに編集部が作成したものです。住宅の敷地内での捕獲には、狩猟の期間や区域などの条件で許可が要らない場合もありますが、条件が細かいため、迷ったら自治体に確かめてください。
自治体に相談できることもある
自治体によっては、捕獲器の貸し出しや回収をしています。たとえば名古屋市はアライグマ・ハクビシン・ヌートリアの捕獲箱を貸し出していて(申請が2つ要り、貸出期間は2か月)、大阪市は居宅の敷地内のアライグマについて捕獲檻の貸し出し(原則2週間)を行っています(名古屋市・大阪市、参照日:2026年10月16日)。ただし、対象の動物や条件は自治体ごとに違い、予算の上限で受付を終える年もあります。まずはお住まいの市区町村の環境・衛生の窓口に問い合わせてください。
見積もりで必ず確かめる6つのこと
害獣駆除の費用は、家の広さ・構造、侵入口の数、被害の広がりで大きく変わるため、決まった相場はありません。同じ条件で2〜3社に現地調査と見積もりを頼み、次の6つを並べて比べます。
| 確かめること | 見るポイント |
|---|---|
| 調査・見積もりの費用 | 無料か。有料なら、断ったときにもかかるか |
| 作業の内訳 | 追い出し・捕獲、侵入口の封鎖、清掃・消毒、断熱材の交換が、それぞれいくらか |
| 封鎖する場所の数 | 写真つきで、どこを何か所ふさぐか |
| 追加料金の条件 | 作業中に見つかった侵入口・被害でいくら増えるか、事前に了承を取るか |
| 保証 | 再発したときに無料で対応する期間と、対象(同じ動物か、封鎖した場所か) |
| 支払いの時期 | 作業が終わって確かめてから払えるか、その場で払うことを求められないか |
※ 編集部作成。国民生活センターも、害虫・害獣駆除で、ネットの格安の表示とかけ離れた高額な料金を請求される相談が増えているとして、複数の見積もりを取って比べること、比べる時間を与えない業者とは契約しないことを呼びかけています(国民生活センター(2024年4月24日公表)、参照日:2026年10月16日)。作業後に納得できない請求を受けたときは、その場での支払いは避け、消費者ホットライン「188」に相談できます(国民生活センター(2025年3月4日公表))。
地域ごとに頼める害獣駆除の業者
害獣駆除の業者は、どこも対応する都道府県が決まっています。お住まいの地域で頼める業者を2〜3社選び、現地調査と見積もりを頼んで比べてください。下の表は、各社の公式サイトの記載(2026年10月16日時点。駆除ザウルスは10月18日時点)を編集部がまとめたものです。一部の市区町村だけに対応している業者もあるので、申し込む前に住所が対象に入っているかを確かめてください。
| 地域 | 頼める業者(公式サイトの対応エリアの記載) |
|---|---|
| 東京・神奈川 | ハウスガード24、害獣プロガード、街角害獣駆除相談所、害獣害虫駆除王、害獣プロテック、害獣セーフガード(一部の市区町村) |
| 埼玉・千葉 | ハウスガード24、害獣プロガード、街角害獣駆除相談所、害獣プロテック、害獣害虫駆除王(埼玉のみ) |
| 茨城・栃木・群馬 | ハウスガード24、害獣プロテック |
| 愛知・岐阜・三重 | 街角害獣駆除相談所、害獣害虫駆除王、害獣プロテック、害獣セーフガード(一部の市町村)、害獣プロガード(愛知・三重) |
| 静岡 | 害獣プロテック、害獣セーフガード(浜松市・磐田市など西部の一部) |
| 富山・石川・福井 | 街角害獣駆除相談所、害獣プロテック、害獣セーフガード(一部の市町) |
| 新潟・山梨・長野・福島 | 害獣プロテック、駆除ザウルス(福島) |
| 東北(福島のほか)・中国・九州 | 駆除ザウルス(一部の地域を除く) |
| 大阪・京都・兵庫・奈良 | 害獣プロガード、街角害獣駆除相談所、害獣害虫駆除王、害獣プロテック、害獣セーフガード(一部の市町村) |
| 滋賀・和歌山 | 害獣プロガード、害獣害虫駆除王、害獣プロテック(滋賀)、害獣セーフガード(滋賀) |
| 上の地域の外 | 業者を取り次いでもらう害獣駆除110番(対応エリアの記載なし)、市区町村の環境・衛生の窓口、地元の業者(見積もりで上の6つの点を確かめる) |
※ ハウスガード24は戸建てだけが対象で、賃貸の物件と離島は対象外です。街角害獣駆除相談所は業者を紹介するサービスで、対象の動物はネズミ・ハクビシン・イタチ・アライグマです。駆除ザウルスは東北・関東・東海・北陸・近畿・中国・九州(一部の地域を除く)に対応していて、上の表の関東・東海・北陸・近畿の地域でも頼めます。
ハウスガード24(関東の戸建て)
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害獣プロガード(首都圏・東海・関西)
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害獣セーフガード(東海・関西・北陸と東京・神奈川の一部)
【PR】東京都・神奈川県、北陸、東海、関西の一部の市区町村なら、害獣セーフガード(運営:株式会社ホームマイスター)に相談できます。ネズミ・ハクビシン・イタチ・アライグマ・コウモリなどを扱い、出張・調査・見積もりは無料(作業内容によって調査費がかかる場合は作業前に説明)、作業後の保証は最長10年まで設けられ、電話は24時間365日受け付けています(2026年10月16日時点の公式サイトの記載)。
街角害獣駆除相談所(業者を紹介してもらう)
【PR】ネズミ・ハクビシン・イタチ・アライグマなら、業者を紹介してもらえる街角害獣駆除相談所(運営:トラベルブック株式会社)もあります。首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、東海(愛知・岐阜・三重)、北陸(石川・富山・福井)、関西(大阪・兵庫・奈良・京都)が対象で、契約は紹介された業者と直接結びます。現地調査・見積もり・出張費は無料(期間限定とあり)、見積もりのあとのキャンセル料はかからず、保証は施工内容により最長5年としています(2026年10月16日時点の公式サイトの記載)。
害獣害虫駆除王(関西・東海・関東の一部)
【PR】関西(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山)、東海(愛知・三重・岐阜)、関東(東京・神奈川・埼玉)なら、害獣害虫駆除王(運営:株式会社TAMATA)に頼めます。相談・現地調査・見積書は無料で、わな猟・網猟の免許を持つスタッフがいると会社概要に書いています。侵入口をふさいだ場所には再発防止の保証(期間は施工内容などで個別に設定)があり、支払いは現金・振込・クレジットカード・PayPay・分割から選べます(2026年10月16日時点の公式サイトの記載)。
害獣プロテック(北陸・甲信越・福島も)
【PR】関東・東海・関西に加えて、北陸・甲信越(富山・石川・福井・新潟・山梨・長野)と福島県でも頼めるのが害獣プロテック(運営:株式会社花光)です。相談・現地調査・見積もり・出張費は無料で、24時間365日受け付けています。施工した場所が壊れたときの保証は最長10年です。作業日が決まったら前受け金を払う流れなので、見積もりの内容に納得してから申し込んでください(2026年10月16日時点の公式サイトの記載)。
駆除ザウルス(東北・中国・九州も)
【PR】東北・関東・東海・北陸・近畿・中国・九州(一部の地域を除く)で頼めるのが駆除ザウルス(AAA ALLIANCE グループ)です。相談・見積もり・現地調査は無料で、24時間365日、電話とメールで受け付けています。害獣駆除の基本料金は 8,800円(税込 9,680円)からです。被害や施工の様子は画像で受け取れます(2026年10月18日時点の公式サイトの記載)。
害獣駆除110番(近くの業者に取り次いでもらう)
【PR】近くで頼める業者が分からないときは、加盟している業者に見積もりを取り次いでくれる害獣駆除110番(運営:シェアリングテクノロジー株式会社)に相談する方法もあります。調査と見積もりは無料としています(現場の状況などで記載と異なる場合あり。2026年10月16日時点の公式サイトの記載)。契約は紹介された業者と結ぶので、見積もりの内訳と保証を確かめてから決めてください。
空き家の害獣は早めに手を打つ
住んでいない家は、動物が入っても気づくのが遅れます。国土交通省のガイドラインは、「駆除等がなされておらず、常態的な動物の棲みつきが敷地等に認められる状態」を管理不全空家等の例に挙げています(管理不全空家等及び特定空家等に対する措置に関する適切な実施を図るために必要な指針 別紙2、参照日:2026年10月16日)。近所への鳴き声や侵入が続く状態は、さらに重い特定空家等の目安にもなります(同 別紙4)。指導や勧告を受けると、固定資産税の住宅用地の特例が外れることがあります。
空き家の管理と処分の全体は空き家とは?法律と統計で違う定義と、相続後にやることの全体像、片付けの費用は空き家の片付け費用、処分の方法は空き家の処分方法5つで説明しています。
害獣駆除のよくある質問
-
害獣駆除の費用はいくらかかりますか?
家の広さ・構造、侵入口の数、被害の広がりで大きく変わるため、決まった相場はありません。現地調査と見積もりが無料の業者2〜3社に頼み、追い出し・封鎖・清掃消毒・保証の内訳を並べて比べてください。
-
ハクビシンを自分で捕まえてもいいですか?
ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象で、許可や狩猟によらない捕獲は原則として禁止されています。追い出して侵入口をふさぐか、自治体か許可を持つ業者に相談してください。
-
ネズミは自分で駆除してもいいですか?
ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種は鳥獣保護管理法の対象外なので、粘着シートや殺そ剤で自分で駆除できます。巣が天井裏にある、侵入口が多いときは業者に調査を頼むと確実です。
-
業者を選ぶときに注意することは?
ネットの格安の表示だけで決めず、複数の見積もりを取ってから決めます。その場での契約や支払いを急がせる業者とは契約しないでください。困ったときは消費者ホットライン「188」に相談できます。
-
対応エリアの外に住んでいる場合は?
この記事で紹介している業者は、それぞれ対応する都道府県が決まっています。エリアの外の方は、お住まいの市区町村の窓口に相談するか、地元の業者に見積もりを頼み、上の6つの点を確かめてください。
この記事が参照した一次情報
- 鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(第8条・第9条・第11条・第80条・第83条)(e-Gov 法令検索、参照日:2026年10月16日)
- 同法施行規則(第78条・別表第二)(参照日:2026年10月16日)
- 環境省「鳥獣の捕獲等の許可制度」・環境省「鳥獣保護管理法の概要」(参照日:2026年10月16日)
- 環境省「特定外来生物等一覧」(参照日:2026年10月16日)
- 横浜市「野生鳥獣による被害」・大阪市「アライグマ」・名古屋市「捕獲箱の貸出」(参照日:2026年10月16日)
- 国土交通省「管理不全空家等及び特定空家等に対する措置に関する適切な実施を図るために必要な指針」(参照日:2026年10月16日)
- 国民生活センター「ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意」・「作業後に高額請求する害虫駆除トラブル」(参照日:2026年10月16日)




