介護ベッド(電動ベッド)の処分方法!無料回収はできる?

「不要になった介護ベッドを処分したいけど、どうすればいいか分からない」と悩んでいませんか?
介護ベッド(電動ベッド)は非常に重く自分で持ち運ぶことも難しいため、早く処分したくてもどうやって捨てればいいか困ってしまいますよね。
介護ベッド(電動ベッド)の処分方法は5つあり、この記事ではそれぞれの処分料金・処分する手間を詳しく解説しています。
「手間をかけずに処分したい」「早く処分したい」「できるだけ安く処分したい」という希望に沿った介護ベッド(電動ベッド)の処分方法が見つかります。
あなたにとって一番便利な方法で処分するようにしましょう。
介護ベッド(電動ベッド)の処分方法5つ
介護ベッド(電動ベッド)の処分方法は上記5つです。
それぞれの特徴について詳しく解説します。
自治体の粗大ゴミとして処分する
粗大ごみで処分 | |
---|---|
処分費用 | 1,000〜2,000円 |
処分する手間 | 分解・運搬を自分でやらないといけない |
介護ベッド(電動ベッド)は粗大ごみとして自治体に処分してもらうことができます。
東京都では以下のような品目に分類されます。
- シングルベッド
- 介護ベッド
- 電動リクライニングベッド
必ずお住まいの自治体のルールを確認してから、粗大ごみとして処分することができるか確認しましょう。
- 練馬区/世田谷区/目黒区/品川区/23区外は対象外
- 東京都内以外は住んでいる地域の自治体ホームページをご確認ください
介護ベッドを粗大ごみとして処分する際には、指定された収集場所まで運ぶ必要があります。
介護ベッドは一般的なベッドよりもサイズが大きく重いため、運搬作業は簡単ではありません。
また自治体によっては介護ベッドについているモーターを外さないといけなかったり、重さ制限が定められている場合には範囲内に収まるようにあらかじめ分解する必要があります。
自治体の粗大ごみとして介護ベッドを処分する場合、処分費用は安いですが、かなり労力が必要な方法といえます。
介護施設・社会福祉協議会に寄付する
介護施設・社会福祉協議会に寄付 | |
---|---|
処分費用 | 20,000〜30,000円 |
処分する手間 | 分解・運搬を自分でやらないといけない |
介護ベッド(電動ベッド)を必要とする介護施設に寄付をして、有効活用してもらうのもよいでしょう。
地域の社会福祉協議会で寄付を募っていることもあり、介護施設を紹介してもらうことができます。
>> 都道府県・指定都市社会福祉協議会のホームページ(リンク集)はこちら
ただし、介護ベッドが不足している介護施設が見つからない場合には寄付することができません。
寄付先が見つかるまでベッドを処分することができないため、今すぐ処分したい場合には別の方法を検討した方が良いでしょう。
介護ベッドの寄付を行う際には、ジモティーやフリマアプリを利用した場合と同様に、ベッドの分解や搬出作業をすべて自分で行う必要があります。
サイズが大きくて重い介護ベッドの運び出しには費用も高くなるため、できるだけ早く、安く処分したい場合にはおすすめできません。
介護ベッドの購入店に回収してもらう
介護ベッドの購入店による回収 | |
---|---|
処分費用 | 5,000〜10,000円 |
処分する手間 | 回収サービスを行っていない場合は処分できない |
購入店によっては、不要になった介護ベッド(電動ベッド)の回収サービスを行っていることがあります。
しかし、購入店によるベッドの回収サービスは、商品購入時のサービスや特定商品の購入特典として提供していることが多いです。
そのため、古い介護ベッドの回収だけを行っている販売店はほとんどありません。
- フランスベッド
ベッドの回収はしていない
>> 介護ベッドが不要になりましたが、引取りをしてもらえますか? | お客様サポート - パラマウントベッド
『INTIMEシリーズ』の購入者のみ、不要となったベッドを回収してくれる
>> ベッド引き取り | パラマウントベッド会員サービスサイト - テンピュール
ベッド購入時に引取を希望することができる
>> ベッドフレームの引取料|テンピュール【公式】
回収サービスの詳細は、介護ベッドを購入した店舗に確認したうえで利用を検討してみてください。
リサイクル業者に買い取ってもらう
リサイクル業者による買取 | |
---|---|
処分費用 | 買取は無料で行ってくれることが多い |
処分する手間 | 状態によって買取不可の場合がある |
年式が新しい、状態が良くまだ利用できる状態の介護ベッド(電動ベッド)であれば、リサイクル業者に買い取ってもらえる可能性があります。
以下のポイントを参考に、所持している介護ベッドが買取対象になりそうか確認してみましょう。
- 8年前までのもの
- 2モーター以上のもの
- 付属品が揃っているもの
(リモコンや取扱説明書など)
特に、リモコンが無いと買取不可となってしまうことがあるため要注意です。
不用品回収業者に処分してもらう
不用品回収業者による処分 | |
---|---|
処分費用 | 15,000〜20,000円 |
処分する手間 | 梱包・分解・運搬をすべておまかせできる |
「介護ベッド(電動ベッド)の処分になるべく労力をかけたくない」という場合には、不用品回収業者に処分を依頼するとよいでしょう。
不用品回収業者による作業には自宅までの出張費や処分費が含まれるため、他の処分方法と比べると費用は高めです。
しかし、ベッドの分解や集積場への運搬もすべて業者が行ってくれるため、重い介護ベッドを自分で処分することが難しい人にとっては便利なサービスです。
ベッドを処分してもらうメリット
- 重い介護ベッドの運び出しや分解を業者におまかせできる
- 最短で即日回収してくれる
- 他の処分方法より費用はかかる
不用品回収業者によっては見積もりを依頼から即日対応してくれることもあり、できるだけ早く介護ベッドを処分したい場合におすすめの方法といえるでしょう。
介護ベッド(電動ベッド)の処分費用一覧
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
粗大ごみで処分する | 1,000円〜2,000円 |
介護ベッドの購入店に回収してもらう | 5,000円〜10,000円 |
リサイクル業者に買い取ってもらう | 買取無料が多い ※ |
不用品回収業者に依頼する | 15,000〜20,000円 |
※ 買取不可の場合もある
介護ベッド(電動ベッド)の処分には費用がかかり、無料回収してくれるサービスや業者はありません。
粗大ごみで処分する場合は、処分費用を安く抑えられますが、分解や運搬作業といった手間がかかります。
不用品回収業者による介護ベッドの処分は、その他の処分方法より高額ですが、梱包・分解・搬出などすべての作業をおまかせできるので一切の手間がかかりません。
リサイクル業者に買取不可と判断されるような状態の介護ベッドも、不用品回収業者なら電話して即日処分することもできます。
介護ベッド(電動ベッド)の処分方法!まとめ
- 時間と手間をかけてでも安く処分したい
⇒ 自治体の粗大ゴミとして処分する - 処分に時間がかかっても良いから、必要とする人に利用してもらいたい
⇒ 介護施設・社会福祉協議会に寄付する - 手間もかけたくないし、できれば小遣い程度のお金になってほしい
⇒ リサイクル業者に買い取ってもらう - 費用がかかっても、手間をかけずにできるだけ早く処分したい
⇒ 不用品回収業者に依頼する
介護ベッド(電動ベッド)はサイズも大きくて重い家具であるため、個人で処分することは容易ではありません。
この記事で解説した内容を参考にして、あなたにとって最適な介護ベッドの処分方法を選んでみてくださいね。
コメント