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ベッドやマットレスを捨てたいけど運べない!6つの処分方法

ベッド・マットレスを捨てたいけど運べない!6つの処分方法

買い替えや引っ越しで 「”ベッド” や “マットレス” を捨てたいけど運べない」と、悩んでいますか?

ベッドやマットレスのように大きくて部屋から出せない家具の処分は、解体して普通ゴミや粗大ゴミとして捨てる、あるいは業者に回収してもらう必要があります

女性の一人暮らしや急ぎの場合、解体や粗大ゴミとして処分する方法はおすすめできませんが、業者に回収を依頼する場合は処分費用がかかります。そのため、どちらの処分方法が良いというわけではなく、「手間を減らしたい」か?「費用を安くしたい」か?によります。

この記事では、ベッドやマットレスの捨て方6つを徹底解説しているので、あなたの希望に合った処分方法をチェックしてみてください。

電動ベッドを処分したい場合は、「電動ベッド(介護ベッド)の処分方法」をご確認ください。

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捨てたいけど運べないベッド・マットレスの処分方法

捨てたいけど運べないベッド・マットレスの処分方法

ベッドやマットレスの処分方法は、上記の6つがあります。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、以下の内容から自分に合った処分方法を検討してみてください。

1人で解体して捨てる

項目特徴
手間
すべて自分で行う必要がある
時間
2〜3週間
費用
1,000円~3,000円
メリット費用がもっとも安い
デメリット解体に時間と労力がかかる
項目特徴
手間
すべて自分で行う必要がある
時間
2〜3週間
費用
1,000円~3,000円
メリット費用がもっとも安い
デメリット解体に時間と労力がかかる

ベッド・マットレスを1人で解体して処分するには時間も手間もかかるため、おすすめできません

しかし、処分費用は1番安いため「できる限り安く処分したい!」という方のために、ベッド・マットレスそれぞれに必要な道具や時間、処分方法を解説します。

ベッドの解体方法

項目
必要な道具ドライバー / 六角レンチ / のこぎり / 軍手
時間2時間~
フレーム / 板 / ベッド脚粗大ごみ
ネジ / ナット不燃ごみ
項目
必要な道具ドライバー / 六角レンチ / のこぎり / 軍手
時間2時間~
フレーム / 板 / ベッド脚粗大ごみ
ネジ / ナット不燃ごみ

素材にもよりますが、ベッドを解体すると木くずやゴミ、粉塵、ほこりが舞うのでマスクや掃除道具も事前に用意しておくと良いでしょう。

ベッドの解体手順は以下の通りです。

ベッドの解体手順
  1. ベッドの上に置いてあるマットレスや布団を外す
  2. 引き出しと布団の下にある中板を外す(ネジがある場合は、ネジを取り外す)
  3. 各パーツそれぞれの接合しているネジやナットを外していく
  4. ベッドの脚やフレームを外し、分解する

ベッドの解体後は、素材ごとに分類してまとめ、住んでいる市区町村のゴミの捨て方に合わせて処分しましょう。

マットレスの解体方法

項目
必要な道具ボルトクリッパー / カッター / 軍手
時間2時間~
布部分粗大ごみ(または不燃ごみ)
コイル不燃ごみ
項目
必要な道具ボルトクリッパー / カッター / 軍手
時間2時間~
布部分粗大ごみ(または不燃ごみ)
コイル不燃ごみ

マットレスの解体は、ベッドの解体よりも難しく、布部分とコイル部分の引き離しや分類に時間がかかります。

マットレスの解体手順は以下の通りです。

マットレスの解体手順
  1. マットレスの真ん中部分をカッターで切り、中身を取り出す
  2. 不織布を横一直線に切り、筒の半周を切り開く
  3. コイルを一つずつ垂直に抜いていく

マットレスの大きさにもよりますが、コイル部分を引き抜いても布部分の面積は大きいです。

細かく刻めば不燃ゴミとして捨てることもできる可能性もありますが、ほとんどの場合は粗大ゴミとして処分する必要があります

マットレスを1人で処分するには多くの手間と時間がかかるため、時間に余裕を持つ必要があり、急な引っ越しなど急いでいる時にはおすすめできません

友人や家族に手伝ってもらって粗大ゴミとして捨てる

項目特徴
手間
事前の準備が必要
時間
2〜3週間
費用
1,000〜3,000円
メリット1人で作業するより早い
デメリットスケジュール調整が必要
項目特徴
手間
事前の準備が必要
時間
2〜3週間
費用
1,000〜3,000円
メリット1人で作業するより早い
デメリットスケジュール調整が必要

ベッドやマットレスを捨てたいけど1人で運べない場合、友人や家族に手伝ってもらうことも考えましょう。

しかし、ベッドを粗大ゴミとして処分する場合は、粗大ゴミとして処分できるサイズや重さに注意することはもちろん、事前に準備しておくことがあります。

友人や家族に手伝ってもらおうとしたのに準備をしていなくて「無駄足になった」とならないよう、ベッド・マットレスの粗大ゴミ処分について、しっかりと確認しておきましょう。

事前に用意しておくこと

  • 事前予約をする(2〜3週間前)
    ⇒ お住いの地域の粗大ゴミ受付に予約する
    ※電話や自治体LINE・ホームページから予約可能
  • 粗大ゴミのシールを購入する(1枚200円~)
    ⇒ スーパーやコンビニ、郵便局で購入する

ベッド・マットレスに関わらず、粗大ゴミ回収には事前予約が必要です

最近はLINEでもかんたんに粗大ゴミ回収の依頼ができますが、事前に個人情報を登録しておく必要があることや、回収依頼には最低でも2週間待つ必要があります。

また、回収手数料として粗大ゴミのシールが必要で、ベッド・マットレスサイズによって料金が変わる可能性があるため、必ず自治体ホームページで料金を確認しておきましょう。

>> 東京都の粗大ごみ受付センターで料金を確認する(外部リンク)

  • 練馬区/世田谷区/目黒区/品川区/23区外は対象外
  • 東京都内以外は住んでいる地域の自治体ホームページをご確認ください

粗大ゴミとして捨てる時のサイズ、重さ

東京都で粗大ゴミを捨てるときの目安サイズは、一辺が30センチ以上180センチ以下、重さが5キロ未満です。

一辺の長さがおおむね30cmを超える家具、寝具、電気製品(家電リサイクル品以外)、自転車などが対象です。

新宿区 | 粗大ごみの出し方

一辺の長さが180センチを超えるものは、180センチ以下に切断・解体してから申込みしてください。

渋谷区 | 粗大ごみとは

東京23区は一辺30cm以上と定められている一方で、23区外では一辺40cmや50cm以上を粗大ゴミとする場合もあります。

原則として、家庭電化製品類・自転車・冷暖房器具・タンス・テーブルなどで、最大辺が40センチメートル以上のものが「粗大ごみ」に該当します。

調布市 | 粗大ごみの出し方と申込方法

粗大ごみとは、一辺の長さが50センチメートル以上(蛍光灯は1メートル以上)のごみです。ただし、50センチメートル未満でも石油ストーブ、オイルヒーター、石油ファンヒーターは粗大ごみです。

国立市 | 粗大ごみの出し方

ベッドやマットレスを捨てる前に、必ず住んでいる地域のホームページの粗大ゴミの規定を確認してください。

家具の回収サービスを利用する

項目特徴
手間
玄関まで運ばないといけない
時間
1週間~
費用
3,000円~
メリット新しい物と引き替えで回収してくれる
デメリット買い替えでない場合は、引き取ってもらえない
項目特徴
手間
玄関まで運ばないといけない
時間
1週間~
費用
3,000円~
メリット新しい物と引き替えで回収してくれる
デメリット買い替えでない場合は、引き取ってもらえない

ニトリやベルメゾン、IKEAといった家具販売店では、家具の回収サービスを行っています。

しかし、あくまでもベッド・マットレスの買い替えに限るため、引っ越しに伴う処分を必要とする人は利用できません。また、購入家具と同種・同サイズ・同数のみの対応です。

ニトリの家具引き取りサービス

 ■お買い上げ商品と同数量もしくは同容量までの物に限定させていただきます。     

   ※引取させていただく家具は、ニトリ製品以外もお承りできます。

■ 玄関先迄の納品時は、引取対象品を玄関先へお客様にてご準備いただかなければ

   引取サービスをご利用いただけません。

ニトリ | 引取サービスの条件

家具の回収サービスの利用には事前予約が必要で、一部地域では対応していない販売店もあるため、利用を検討している方は時間に余裕を持って店舗に問い合わせてみましょう。

引越し業者を利用する

項目特徴
手間
すべてお任せできる
時間
引っ越し日まで待つ
費用
5,000円~
メリット解体や梱包の手間がない
デメリット引っ越し日まで処分できない
項目特徴
手間
すべてお任せできる
時間
引っ越し日まで待つ
費用
5,000円~
メリット解体や梱包の手間がない
デメリット引っ越し日まで処分できない

ベッドやマットレスを引越し業者で回収してもらう方法もあります。

しかし、ほとんどの業者では家電リサイクル法に基づいた “家電4品目” のみの対応で、ベッドやマットレスの処分を請け負ってくれる業者は多くありません。

【サカイ引越センター】は委任状があれば、ベッド・マットレスの処分に対応できるエリアもあるので、検討してみると良いでしょう。

ヤマトホームコンビニエンスの回収サービスはサービスを終了しており、利用できません。

買取業者を利用する

項目特徴
手間 
すべてお任せ
時間
即日〜
料金 
+100円〜
メリット 不用品がお金に変わる
デメリット運び出しに制限がある
項目特徴
手間 
すべてお任せ
時間
即日〜
料金 
+100円〜
メリット 不用品がお金に変わる
デメリット運び出しに制限がある

ベッド・マットレスの状態によっては買取してくれる業者もあり、不用品が実質タダで処分できる、あるいはお金に変えることができます。

業者が買取可能なベッド・マットレスと、買取依頼する際の注意点については以下の通りです。

ベッドの買い取り

買取可能なベッドの例
  • 有名ブランド
  • 使用年数が5年~8年以内
  • 傷が目立たない程度

傷、汚れ、破損、使用感のあるベッドは、買取してもらえないことがあります。

ネジやナット、その他の付属品が足りない場合も断られるため、ベッドの付属品に不備がないかどうかもチェックしておきましょう。

買取業者の多くは無料Web見積もりを実施していますが、「実物を見ないとわからない」と言って出張料を請求したり、状態が良いものを相場より安く見積もる悪質業者もいるため注意しましょう

マットレスの買い取り

マットレスはベッドよりも汚れやすく、シミやスプリングの劣化による使用感も現れやすいため、買取を断られることがほとんどです。

シモンズのような高級マットレスは買取の可能性もありますが、一般的なマットレスは断られて、そのまま処分することになるケースが多いでしょう。

不用品回収業者を利用する

項目特徴
手間
業者がすべて行う
時間
最短即日~
費用
5,000円~
メリット一切の手間や時間がかからない
デメリット1点だけの回収は割高になる
項目特徴
手間
業者がすべて行う
時間
最短即日~
費用
5,000円~
メリット一切の手間や時間がかからない
デメリット1点だけの回収は割高になる

不用品回収業者であれば解体や梱包、運搬まですべて行ってくれるため、一人暮らしの方や女性の方でも気軽にベッド・マットレスを処分することができます。

不用品1点だけの回収だと割高になる可能性もありますが、ベッドフレームとマットレスを定額料金でまとめて処分してくれるパックプランもあります

しかし、不用品回収業者の中でも注意した方がいい「悪質業者」もいるため、以下のような場合には注意しましょう。

悪質業者や追加料金に注意

悪質業者であるかどうかを見極めるポイントは、以下の通りです。

  • 回収は無料だが、運搬費を請求する
  • 必要なものまでも不用品回収しようとする
  • マナーや身だしなみが悪い
  • 電話でしつこく勧誘してくる
  • 見積もりを事前に提示しない
  • 作業内容書や領収証といった書類がない

上記のような悪質業者に騙されて不当な高額請求をされたり、押し買い被害を受ける方もいます。

悪質業者に引っかからないようにするためには、複数業者に相見積もりを依頼しましょう

相見積もりすることで相場料金を知ることができるため、相場より安すぎるあるいは高すぎる、見積もり料金を掲示しない悪質業者による被害を未然に防ぐことができます。

積み放題プランがお得

不用品回収業者の中には『積み放題プラン』というお得なサービスを提供しているところもあります。

積み放題プランの特徴は、以下の通りです。

積み放題プランの特徴
  • 複数の不用品を定額でまとめて処分してくれる
  • 見積もり・出張・階段などコミコミで追加料金がかからない
  • 分別作業も全部おまかせ完全無料でやってくれる

「込み込みの定額料金」と謳って当日にぼったくる悪質業者もいるため、安すぎる場合には注意が必要ですが、不用品が複数ある場合は『積み放題プラン』が圧倒的にお得です。

関東圏には積み放題の定額プランを提供している、優良な不用品回収業者も多いですよ。

ベッドやマットレスの処分について、よくある質問

  1. ベッドを処分するにはどんな方法がありますか?

    ベッドの処分は大きく分けて、①粗大ゴミで捨てる、②買い替える、③買取業者に買い取ってもらう、④業者に回収してもらう、方法があります。
    >> ベッド・マットレスの処分方法

  2. 一番安くベッドを処分する方法は?

    ベッドを安く処分する方法は、自分で解体して粗大ゴミとして処分することです。
    >> 自分で解体して処分する方法

  3. ベッドを処分するときの費用相場はいくら?

    ベッドの処分費用は1番安くても2,000円〜ですが、処分方法によって大きく異なります。
    >> ベッド・マットレスの処分方法

  4. ベッドを解体して処分することは可能?

    ベッドは解体して処分できます。
    >> ベッドの解体方法

  5. ベッド・マットレスはどの方法で処分するのが一般的?

    ベッド・マットレスは、粗大ゴミとして処分するのが一般的です。
    ただし、時間や労力がかかるため1人で処分する場合は、あまりおすすめできません。

  6. ベッド・マットレスの処分費用は無料になる?

    ベッド・マットレスの処分は有料ですが、買取業者に依頼すれば無料になる可能性があります。
    >> 買取業者を利用を検討している人はこちら

捨てたいけど運べないベッド・マットレスの処分方法!まとめ

ベッド・マットレスは「捨てたい」と思っても、大きくて1人では運び出せないため、運び出せる大きさに解体するか業者に依頼する必要があります。

あなたの目的によってベッド・マットレスの最適な処分方法が異なるため、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。

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